
現在、中国国内では、金融引締め策、高速鉄道などの新規事業の抑制などの政策に伴い、設備資金の不足や、建設機械などインフラ関係の製造業の一時的な停滞が起きている。こうした背景から工作機械の需要はピークに比べ落ち込んでいる。そのような中で、大隈機械(上海)有限公司は、12月15日と16日に同社のショールームを中心に恒例のクリスマスフェア(展示会+セミナー)を開催した。
「厳しい環境であっても落ち込みを抑制したいが、それが思うに任せないのはブランド力が不足しているため」「展示会で当社のブースの前を多数の来場者が素通りするという日本では考えられないことが起きている」と同社の山本総経理は語る。
現在は、景気が政策的に抑えられているが、中国は工作機械メーカーにとって非常に魅力的な市場だ。山本総経理は「今年は、政治的に節目となる年で、短期的には経済の動きが読み切れない部分はあるが、内需だけを考えても、まだ、莫大なモノの需要がある。チャンスは大きい。」と考えている。こうした意味を含めて、中国国内で展示会に積極的に参加していく狙いだ。
今回の展示会では、中国で人気の高い横形マシニングセンタを始め、5軸加工機、システム機が出展されており、同社の高機能機・高性能機を見ることが出来た。また、展示会だけでなく治具・工具など各種の協賛メーカのセミナーも開催し、顧客にとって魅力を増す工夫もされていた。





